カレーの大ピンチ!腐りまでのカウントダウン

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出典:写真AC

夏場になるとカレーや味噌汁の腐るのがはやいですね
今晩の夕食をカレーにしようと思っていたら、腐っていたら大変

カレーはどうして腐るか

高温と湿度: 夏場は気温が高く湿度が上がりやすいため、食品の腐敗が進みやすくなります。カレーは水分を含む調味料や具材が多く含まれており、高温多湿の環境では微生物の繁殖が促進され、腐敗しやすくなります。

  • 酸化: カレーに含まれる油や香辛料は酸化しやすい性質を持っています。特に空気に触れたり、長時間放置されたりすると、酸化反応が進み、味や品質が劣化し、最終的に腐敗する可能性があります。
  • 食材の新鮮さ: カレーに使用される野菜や肉、魚などの食材が新鮮でない場合、早めに腐敗する可能性があります。食材が既に微生物や細菌の汚染を受けていた場合、それらがカレーの中で増殖し、腐敗を引き起こすことがあります。

腐りやすいまのは、水分がおおいジャガイモといわれています
カレーにジャガイモは美味しいですから外せない食材ですね
夏場は常温保存では1日で腐ってしまうカレーを夏場でもおいしくいただきたいですね

カレーを腐らす菌は

カレーを腐らすのはウェルシュ菌です
ウェルシュ菌は、土や水の中、健康な人や動物の腸内など自然界に幅広く生息している細菌
特に牛・鶏・魚が保菌している

汚染された肉類や魚介類を使った「煮込み料理」
カレーやスープ、シチューなどの大量調理は要注意

  • 鮮度の確認: ウェルシュ菌は牛や鶏、魚などの食材によく存在するため、購入する際には新鮮さを確認しましょう。傷んでいたり異臭のする食材は使用せず、品質の良いものを選びましょう。
  • 適切な調理: ウェルシュ菌は十分な加熱によって死滅します。肉や魚介類を使った煮込み料理、カレー、スープ、シチューなどを調理する際には、内部温度が適切に上がるまで加熱しましょう。食材の中心部の温度が70度以上になるように調理することが推奨されます。

カレーの保存方法

ウェルシュ菌が繁殖しやすい20~50度程度の温度帯になる室温で長時間放置しないように、
できるだけすばやく粗熱を取って、
1回で食べ切れる分ずつ厚みの少ない容器などに小分けにし、冷凍保存

  • 速やかな冷却: カレーを調理した後は、できるだけ早く冷ましましょう。大きな鍋や容器に入ったカレーは熱が中まで十分に冷めるまで時間がかかりますので、カレーを小分けにして浅い容器に入れることで冷却を迅速化させましょう。
  • 分けて保存: カレーを1回で食べ切れる量に分けて保存しましょう。厚みの少ない容器やジップロック袋などを使用して小分けにすると、冷凍保存しやすくなります。冷凍保存により、ウェルシュ菌の増殖を防ぎ、長期間保存が可能となります。
  • 冷凍保存: カレーを小分けにした後は、冷凍庫で保存しましょう。カレーを冷凍することで、ウェルシュ菌の繁殖を抑えることができます。食べる前に必要な分だけ解凍して調理し、その他のカレーは冷凍状態で保存しましょう。
  • 解凍と再加熱: カレーを解凍する際には、冷蔵庫内でゆっくりと解凍するか、電子レンジの解凍機能を使用しましょう。解凍後は、適切に加熱して熱を通してください。内部温度が70度以上になるように加熱することで、ウェルシュ菌を不活性化させることができます。

管理人のまとめ

ウェルシュ菌の発生を避けるために、食べきりサイズの量を作ることが重要です
カレーや豚汁、おでんなどは具材が多いため、作り過ぎてしまうことがありますが、
以下のポイントを守ることでウェルシュ菌の増殖を防ぐことができます

  • 食事の前に具体的な量を計画する: 作る前に、何人分の食事を用意するのか具体的に計画しましょう。家族やゲストの人数を考慮し、適切な量を把握します。
  • 食材の調整: レシピを参考にしながら、必要な食材の量を調整します。必要最低限の分量を用意することで、作り過ぎを防ぐことができます。

カレー、豚汁、おでんなどは、少なく作ろうとしても具材がおおいので
作りすぎてしまいます
残ったら保存するというのではなく最初から冷蔵庫に保存やり方でしないと
ウェルシュ菌が増殖して状態になるので、作ったら冷蔵庫に入れると徹底しましょう
それと作りすぎないということが大事です

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